• テキストサイズ

私が嫌いな私なんて〇したっていいじゃないか

第46章 卒業の時間


「そういやカルマ国家公務員総合職試験、余裕で受かったってよ」

『あーそんなこと言われた気もします。
ほんと、未だにひつじだと思ってるからやんなっちゃう』

「なんで遊夢さんひつじ何だっけ?」

『………

忘れた』





「でもあの職入ったら大変だって聞くけどね。特に精神やられるみたいだよ」



まぁ、連絡くれるってことはご飯食べて生きてるってことだし…あの人らしくずる賢く上り詰めていくだろう



杉野さんは大学の球団ではエース。曲がる魔球で現在大活躍中だ。海外からのスカウトも来るらしい。たまに仕事で会えたらいいな

寺坂さんはある政治家の元で修行を積んでいるらしい。大分厳しい方と聞いたけど…なんだかんだで上手くやってるみたい

律さんはネット上に住んでいて、マスターからも解放の時間が貰えてる。日々新たな学習を繰り返し、元E組に元気をくれている




他のみんなも、それぞれの形で大人になっている





プライドという名の命


分け与える命


与えられる命



いつか育てたい命





今度は、私達から繋げていけたらな







この教室で学んだ色とりどりの命のやりとりを…











「ところで遊夢さん、
渚君とはどうなのよ。まだ留学から帰ったばっかだけどさ、あの後から何か進展とかないの?」
「あ、それ私も聞きたい」

『変わらないなー(汗

最近ですか…ああ、最近は…


………………………////』



((ダッッッッ




「あ、逃げた!!」

「捕らえて吐かせろ!!!」



/ 409ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp