第39章 自我の芽生え、そして…
『だ、だから、せめてその計画ことは考える時間をください。三日、二日、いえ、せめて一日だけでも…』
「ははは!何焦ってるの?別に構わないよ。ユーミンがじっくり時間使って」
その時、彼女は茅野さんに戻っていた。それが、全て演技だったんだと思うと悲しくなってきた。茅野さんらしく率先して会計を済ませようとする
「返事はいつでもいいけどさ、ユーミンもいつか私の考えが嫌でもわかる時が来るよ」
『え?』
「何でもない!
じゃあまた明日ね!」
『ええ…』
「私と似てる…か
うっざ」