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私が嫌いな私なんて〇したっていいじゃないか

第34章 いわし雲の体育祭の時間


だが、磯貝さんは物怖じしなかった。










時間としては20分もしなかったと思う。その間にE組は決着をつけた。あの巨体に襲われ、一時は力負けすると思われていたが少しづつ戦力を分散させ、最終的には自分の陣地は寺坂さんと竹林さんしか支える人はいなかった。それでも棒は倒れることはなく、堀部さんの並外れたジャンプでフィニッシュを決めた



やはりE組は正面からぶつかって勝った





勝利を噛み締めて喜び合う皆の姿は本当に綺麗だったと思う










「遊夢」
『うわっ!』
「見てたか」
『み、見てたよ…?(汗』
終わると何故か一目散にこっちへ来た堀部さん。一通り話すだけ話した後、頭を突き出した。”褒めろ”という意味らしい

『あー頑張ってたね。偉いよ(犬みたい…)』


「ひつじちゃん、たまには俺も撫でていいんだよ?」
『?』
「ぼ、僕も」
『??』


「あーでも小っちゃいから無理かー」
『何故貴方にはしゃがむという思考回路がない』

今日は何故か犬三匹に囲まれて過ごした。本当に犬みたいに対応したら勝手に不貞腐れた
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