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私が嫌いな私なんて〇したっていいじゃないか

第32章 いるかって言われたらいらないけど書いたの時間(基本ギャグ)


「復帰させてくる!」
爆速で教室を駆け出したのは木村君だった。「頼んだぞ」とその背中を見届ける前原君。

なんかいい感じのシチュエーションになってるので一応念押ししておくがこれは決して暗殺の為ではない

「段差に強い脚回りも必要なんじゃないか?」

「俺が開発する。起動系や金属加工には覚えがある」

「車体が薄いカーキなのも目立ちすぎるな…」

「これは戦闘迷彩だね。学校の景色に紛れないと標的にバレる可能性がある」

「引き受けた。学校迷彩…俺が塗ろう」

「ラジコンは人間とはサイズが違う。快適に走れるよう、俺が地図を作ろう」





「皆エロになると我を忘れるんだな」
「本当にゲスいね…(汗」

正直皆の才能がこんな部分で開花して欲しくなかった





―――
翌日 AM6時30分


まだ誰もいない教室に大半の男子達が集結していた。一応僕も心配だったのでいる。昨日の中に遊夢ちゃんもいたから犠牲になったら…ね?

「おう」

と、ドアが開き、吉田君が余り似つかない風呂敷を持って入って来た。
「昨日の内に脚貼り付けといたぜ」



「皆、朝飯作ってきてやったぞ」
松村君の後ろからは菅谷君が

「どうだ、この学校迷彩」

「「「「おお…」」」」


「皆分かってるのか?これは暗殺の為の計画なんだからな」

「分かってるって委員長!
よし、女子が登校してくる前にテスト走行するぞ!」



「「(絶対分かってねえ…こいつら)」」

「こういう時は誰も遅刻しないんだ」
「…(汗」

僕等は遠巻きで観察するしかなかった










「にしても早稲田さんとかどんなの履いてんだろ…」
「昨日も思ったけど、想像つきにくいよな」

いつの間にか聞きたくない会話に移っていて血の気が引いたのを感じた。駄目だ。僕の中で遊夢ちゃんはまだ綺麗であって欲しいんだ

「俺的にはちょっと子供っぽい柄とかがいいな。苺柄とか着てたら最高」
「女子ならティーバックって言いたいとこだけど、早稲田さんには布面積が広くてぴったりしたのを履いて欲しい…」

「ちょ…二人とも遊夢ちゃんを何だと思ってるの」

「「ロリ枠」」


ここで殴らなかったことを誰か褒めて欲しい
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