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私が嫌いな私なんて〇したっていいじゃないか

第18章 怒りの銃口と刃の時間


『すみません前原さん、ダシに使って…これしか方法が』

お腹を今もなお抱えていて痛そうだ

「いや、ありがとう。にしてもすげーよ、あれに一本取ったんだから」





「ちゃんと手加減してるさ、烏間。大事な俺の家族だ。当然だろ」

「いいや」

それに答えたのは烏丸先生ではなく先生。血管を浮き彫りにして声で咎める

「あなたの家族じゃない。私の生徒です」

「殺せんせー!」
皆も先生が来てくれたことにほっとしたようだ

「フン、文句があるのかモンスター。体育は教科担任の俺に一任されているはずだ。そして、今の『罰』も立派に教育の範囲内だ」

罰で育てるなんて…そんなの戦前の、恐怖で帝国を作り上げた日本と同じじゃないか…

それに限界が来たから日本は負けた。それを知らない人がまだこの世に存在するとは…

「短時間でおまえを殺す暗殺者を育てるんだぜ。厳しくなるのは常識だろう。それとも何か? 多少教育論が違うだけで…おまえに危害も加えてない男を攻撃するのか?」

「……」




先生の威厳。そこに手を出した鷹岡はは先生を論破した。結局その場は誰も奴の猛省を止めることができなかった








「じょっ…冗談じゃねぇ…」

「初回からスクワット300回とか…死んじまうよ…」

「烏間先生〜…」
倉橋さんの言葉を聞いて鷹岡は歩み寄る

「おい、烏間は俺達家族の一員じゃないぞ」

『…………』

「おしおきだなぁ…父ちゃんだけを頼ろうとしない子は」






























いい加減にしろ…
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