第12章 一瞬だけ
すると時透が少し動いた
(何か‥落ちてる)
「小鉄少年大怪我を‥なのに生きてるわけ‥」
「血を止める時についちゃっただけです!あと炭治郎さんから預かってたこの鍔が守ってくれました」
(あ‥その鍔は‥煉獄さんの‥)
時透は煉獄を思い出し涙を流した
『よく頑張ったな無一郎』
時透の頭の中に有一郎の声が流れた
(兄さん‥僕‥やったよ‥)
小鉄はポケットからからもらった薬を取り出した
「時透さん!これ飲んでください!!さんから貰った解毒剤!これ飲んで!」
「うん‥」
時透は薬を飲んだ
「時透くんありがとう!本当に鬼を倒してくれてありがとう!」
(さんに後でお礼言わないと‥炭治郎の所行かないと‥)
時透は立ち上がろうとしたがフラフラしている
「駄目だよ!時透くん!無茶したら!!」