第12章 一瞬だけ
「それは貴様の目が腐っているからだろう!!」
玉壺はブチ切れた
「血鬼術‥一万滑空粘魚!!」
壺から大量の魚が出てきた
(一万の粘魚がお前を襲う!)
「霞ノ呼吸‥陸ノ型‥月の霞消」
(斬っても粘魚が撒き散らす液体は毒だ!)
「霞ノ呼吸‥参ノ型‥霞散の飛沫!」
時透は回転で粘魚の液体を吹き飛ばした
すると玉壺は木の上に逃げた
「木の上に逃げるのやめてくれないかな?」
「お前には真の姿を見せてやる!」
玉壺は姿を変えた
「この姿を見せるのはお前で三人目だ」
「へぇ‥結構いるんだね」
「黙れ!!」
すると玉壺の片腕が凍った
「なんだ!?」
(あれは‥氷の人間?いや‥あれはさんの分身)