第11章 ありがとう
「さん!ありがとう!もう大丈夫だから!俺行かないと!この先に鉄穴森さんも鋼鐵塚さんもいるんだ!守らないと」
は頷いた
「じゃあまた後で」
時透は玉壺の所へ走った
「あ!待って時透くん!」
「小鉄くん!!」
「はい!」
「これ!」
は小鉄に何かを渡した
「これは‥薬‥ですか?」
「うん!しのぶちゃんから貰った解毒剤!ムイくんに刺さってた針!あれ毒針なんでしょ?後でムイくんに渡して!」
「わかった!さんは来ないんですか?」
「私は戻らないと行けないから!」
「まだ鬼いるんですか!?」
は頷いた
「上弦の鬼がもう一体いるの!だから私戻らないといけないから!」