第9章 鬼
(結構飛ばされちゃった‥早く戻らなければ‥)
時透が走っていると誰かがいる事に気づいた
(‥あれは子供‥まだ刀鍛冶としては未熟‥優先順位は低い‥)
小鉄は鯉の化物と必死に戦っていたが転倒してしまった
「うわぁ!?やばい」
小鉄は目を瞑った
「!!」
小鉄の目の前には時透の姿が
「邪魔になるからさっさっと逃げてくれない?」
小鉄は時透から離れた
(ここか‥?違うな‥首と思われる所を斬っても再生しちゃう‥じゃあこっちかな?)
壺を斬ると鯉の化物は消えた
すると小鉄が泣きながら走ってきた
「死んだと思った俺!死んだと思った!昆布頭とかいってごめんなさい!!」
「昆布頭って僕のこと?」
「ひぃぃごめんなさい!嫌いだったんです!!」