第5章 時透無一郎
「あと誰かいますね‥」
「子供‥‥?あとあれも人かな?」
(あれ‥俺あの人‥見たことある‥夢で見た)
時透はため息をついた
「はやく鍵渡してよ」
「かっ鍵は渡さない!!渡すもんか!!」
すると時透はその子を持ち上げた
炭治郎は飛び出した
「やめろ!!何してるんだ!!その子を離せ!!」
「‥誰だっけ?」
炭治郎は時透の腕を掴んだ
「その手を離せ‥」
だが時透は手を離さない
(細い手なのに‥)
すると時透は炭治郎の腕を掴み投げ飛ばした
「ぐわぁ!?」
「君‥弱すぎ‥よくそんなんで鬼殺隊に入れたね‥」
時透は炭治郎が背負っている箱気づいた
「その箱‥変な感じだね‥この気配‥鬼かな‥?開けるよ?」
時透は箱に手を伸ばした