第4章 死なないでね
「私ね‥鬼殺隊に入ったばかりの頃に一番最初に仲良くなった柱の人がいたの‥その人はね草の呼吸を使う人だったの‥人に優しく自分に厳しい人だったの‥」
「草の呼吸‥」
「風の呼吸の派生だって言ってた!でも‥その人‥上弦の鬼に殺されちゃったんだ‥‥その鬼は今も生きて人を殺してる‥」
の目から涙が
「さんその人の名前って何ですか?」
「葉山菊之助‥男の人」
炭治郎はお墓参りに行った時の事を思い出した
「あの!その人ってここに来る前に行ったお墓参りでカナエさんの隣に‥」
「そうそう!葉山さんがいなくなって私は柱になったの‥でも他に仲のいい人いなくて孤立してたの‥そんな時だったんだカナエちゃんが話しかけてくれたの」