第3章 温泉
「さんは?」
「だいぶ‥元気になった‥かな‥」
「宇髄さんの事‥ですか?」
「え?」
「なんか‥元気がないように見えて‥」
「そんな事ないよ?」
はそう言って笑った
「無理して笑ってますよね?」
「‥‥!!」
は下を向いた
「あ‥すいません!あの‥さんからは優しい匂いがするんですけど‥それと一緒に悲しい匂いがするんです」
「‥炭治郎くんは鼻が良いんだったね」
(さんは仲の良かったカナエさん‥大好きだった煉獄を失った‥それに遊郭では宇髄さんが柱を引退‥)
「炭治郎くん‥私は君が思ってるほど優しい人間じゃないよ」