第7章 シルバーブレット
沖矢さんの声に変わっていた。
声は沖矢さんなのにそれ以外は赤井さんで...
正直それも凄く良いけど...今は赤井さんが良くて
そのチョーカーのボタンを押して元に戻そうと、起き上がって首元に手を回す。
「おや、みなみさん。どうかされましたか?」
どれがどのボタンか分からなくて慎重に触っているというのに...
赤井さんもしかして遊んでる?
『ん...ふざけないでください...』
けどそんな所も可愛くて。
「ふざけてなんかはいないさ、みなみ」
漸く元に戻せて、外したチョーカーを置く。
その声に吸い込まれて行くように、赤井さんの両頬に手を添えながら唇を重ねれば
直ぐに右手で腰を強く抑えられ、左手で胸下まで下りていたワンピースの丈を上まで上げられると添えていた手を離し
そのままワンピースを脱がされる。
「ホォ...今日は赤では無いんだな」
今日は淡いイエローベースにホワイトのレースが纏われた物だけど...
確かこの色って...零のイメージカラーみたいな物だったっけ。
けどそれは...
『この間は...赤でしたよ?...ってそんなに...見ないでください...』
「もう見ているんだから構わんだろ」
こいつと降谷君とのは...ある程度は予想が着くが、やはり気に食わんな。