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スモーカー【名探偵コナン】

第12章 不純に染まる夜


そこから肩、背中、裏腿までチュッと音を響かせながらキスをされて。

『んっ…零…恥ずかしい…』

「大丈夫、見えないようになってるから」

膝を着いていた零が立ち上がり、くるりと後ろを向かされて対面の状態になれば目が合って…

「赤くなってる」

『えっ?それは…言わないで…』

頬を手で触られながらそう言われて、視線を逸らそうとすれば両腕を零の肩に乗せられて顎を掴まれ唇が重なる

「…可愛い」

臀部の下に両手を添えられてそのまま抱き上げられる。

上から見る零の顔は凄くかっこよくて…
そして優しくて。

赤井さんも沖矢さんの時もかっこよくて優しいけれど、零はまた違う良さがあって。


優しく微笑んでくれる零を見つめていれば視界の端に天井が映り。

ゆっくりと唇が重なれば離れて、また重なって湿ったキスに変わり
少し開いた口の隙間から捩じ込まれた舌を絡め合わせる。


『んっ…ふぁ…』

「みなみさん、今だけは僕を見て」

『ん…零…』


蕩けた顔のみなみさんは正直かなり唆るし、唯一僕がありのままで居られる相手だからこそ、みなみさんの様々な表情をヤツも見ている事実にまた苛立ってくる。


「そうしてくれると嬉しいよ」

一瞬また悲しげな顔をした零の頬に両手を添えれば
さっきよりも一段と激しいキスになり、少し浮いた背中に手を入れられホックを外され

肩紐に指を通しながらブラを取られ、露になった胸を零にジッと見られて。

『そんなに見ないで…』

「凄く綺麗だよ。隠さないで?」


胸の前に持ってきた腕を零の左手によって頭の上に抑えられ
指を絡め合わせれば、そのまま唇から耳、首筋から胸の膨らみまで吸い付いては舌でなぞる様に舐めとられて…

『んっ、ぁっ…』

蕾の近くを舐める零の舌先は何だか少し焦れったくて、蕾に零の熱い息が吹かかる度にビクついてしまって。
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