第18章 幕開け
赤「お前は呼んでないはずだが?」
火「知るかよ。俺はお前らを全員ぶっ倒すってことを言いに来ただけだ。」
大我が赤司君に真っ向から立ち向かった。
それに対して赤司君は緑間からおは朝のラッキーアイテムとして持っていたハサミを借りた。
何する気?と思っていたらそれを大我の顔面に向けて突き出して来た。
間一髪で避けていたが本気で目を潰す気でし向けてきた。
火「なっ」
・・こいつ!
そして、私の時と同じように赤司君が少し身動ぎした瞬間……
ガクンと大我がバランスを崩した。
玲「ここで倒れたらあかんよ」
私は倒れる大我の腕を掴み、ギリギリの所で踏みとどめさせた。
赤「僕に逆らう者は親でも殺す。
玲、そいつは僕等と対等じゃない。君はこちら側だ。」
玲「そんなことあなたに決められる謂れはない。自分の居場所は自分で決める。」
・・・赤司君の印象ってこんなんやったっけ…?
もっと柔らかい印象があった気がするねんけど。
大我の腕を掴んだまま私は赤司君に言い返し、大我が自力で立ててるのを確認してから手を離した。
そうしてると青峰とさつきが合流した。
桃「あ!!玲ちゃんも来てたんだね!」
玲「うん、テツヤ伝いで私も呼ばれたからさ」
桃「成る程ね!赤司君のお気に入りだもんね!!」
玲「はい?
ま、いいやその事は」
さつきが気になる発言をしたが今は気にしてる場合でもないので流すことにした。
私たちの話が一段落すると、赤司君が今回の大会は俺たち(キセキ)が分かれてから全員が集うものとなり、それぞれが己の力に自信があるからこそバラバラになり再び集まった…。
赤司君の言葉に皆の闘志が膨らんでいく。
流石キセキをまとめていた部長と思えた。
赤司君の言葉を最後に解散となった。
するとさつきちゃんが一緒にご飯行かない?と誘われたので喜んで行くことにした。
涼太がそれを聞きつけて行く!と言い出したが今回は女子会だからダメと追い返した。