第18章 幕開け
ついにやって来た…
待ちに待ったウィンターカップ!
玲「やっとやーーー!!!」
・・・試合試合試合試合!!
黒「玲さん。気持ちはわかりますが叫ぶのはやめてください。」
火「お前、目がヤベェ」
玲「…」
・・・ウソやろ…大我にまで言われた。
火「今、失礼なこと考えてんだろ!!」
その通りだったので私はスッと視線をそらした。
黒「落ち着いてください。
それに火神君も人のこと言える立場じゃないです。その証拠に目が赤いですよ。また寝てないですよね?」
火「お、俺のは武者震いなんだよ!!」
・・寝てられっか!
玲「意味、違うし」
火「あ!?」
日「お前ら静かにしろよ」
先輩の一言で私はサッと静かにしたが、バカガミは聞かなかったので先輩に叩かれたのだった。
アホだなと思ったが煩くなるのが目に見えてたので言うのはやめた。
私たちは今から始まる戦いに身体が熱くなる。
インターハイの時の悔しさを晴らすために、私たちは歩き出す。