第15章 球技大会!!~番外編~
そして教頭の長い話を聞いた後についに結果発表だ。
玲「1位なってるかな??」
・・・ドッジボール以外は中々の好成績やったし!
火「いけてんじゃねぇか?」
黒「2人とも楽観視ですね」
玲「うっ、ハッキリ言ったなぁ」
コソコソと3人で話してると教頭の話が終わった。
そして結果は…
1位 3-3
2位 3-1
3位 1-1
・
・
・
だった。
(みんなのクラスが分からないので勝手に組を置いています。m(__)m)
ベスト3の中に私たちのクラスが入っていたのだ!
しかも1年の中では私達だけだ!!
玲「やったー!!入賞やん!」
火「っしゃ!!」
・・食券!!
黒「やりましたね」
1位ではなかったが私たちは喜び合った。
勿論クラスのみんなも大喜びだ!
こんなに喜んでいるのには訳がある。
それはベスト3までのクラスには賞品があるからだ。
これは私が女バスに推された理由でもある。
でも、1位には食券一ヶ月分とわかってるが2位、3位には何が渡されるか聞いてなかったので先生の話に耳を傾けていた。
「………、2位のクラスには食券1週間分を贈呈します。
3位のクラスにはクラス全員分のノートを贈呈します。」
と教頭は言った。
………ノート??
玲「え、今の聞き間違い?」
・・・ノートって言った?嘘やんな
黒「玲さん聞き間違いではありません。」
火「ウソだろ!」
・・なんで俺たちだけノートなんだよ!!
まさかの3位だけ食券じゃないことに落胆を隠せない…。
お腹も空いてるのに!!食べ物をくれよ!
クラス全員賞品のランクが急激に下がって微妙な反応をしている。
この中で喜んでるのは担任だけだ。
理由は知らないが予想はできる。
他のクラスの先生とでも何かを賭けていたに違いない。同学年のなかでは私達はダントツの1位だから賭けに勝ったのだろう。
賞品のせいで喜びが若干挫かれたように感じた。
そして私達は来年こそは必ず優勝しようと心に誓ったのであった。
fin.