第15章 球技大会!!~番外編~
そう言って大我が奮闘した結果、
何回かでは入りがあったものの向こうに2人差で負けてしまった。
トーナメント形式のためドッジボールは一度負けると終わりだ。
玲「あーあ、終わっちゃったか」
・・・お腹も大分ましになってきた!と思ってんけどな〜
火「くっそ!次は負けねぇ!!」
黒「火神君、次はないですよ。
あるとしたら来年ですね」
玲「そうそう!また来年頑張ろ!!」
私はニコニコ笑いながらそう言った。
そしてキョロキョロと周りをみて涼太を探していた。
玲「なあ、涼太は?」
火「ああ、あいつなら あっちだぞ」
大我が指差した方を見ると女子達の生垣のようになってるところがあった。
玲「あ、あの中か」
またしても涼太は囲まれているようだ。
しかも、今回は超貴重な女装姿。
ものすごい量のフラッシュが焚かれている。
玲「あーあ、もみくちゃやん」
黒「いつものことです」
玲「そーだねー」
・・・今回は自力で頑張れ
遠くから涼太が取り囲まれてるのを見ていた。
するとそこに緑間と高尾がやってきた。
緑「おい、咲良。俺たちはそろそろ帰るのだよ」
玲「ん、緑間と高尾!
そっか〜!今日はありがとうね」
緑「ふん、俺たちはなにもしてないのだよ」
高「俺らは何もしてねぇけどな!
玲ちゃんのプレー観れて良かったぜ!次試合する時は負けねぇからな!」
玲「リベンジなんて成功させへんから!!次も勝つのはうちらや!」
火「当たり前だ!!」
黒「負けません。」
高「お前らとやるの楽しみだぜ!」
そう言葉を交わして2人と別れた。
私たちも球技大会の結果を聞くためにグランドに集まった。
きっと女子達もここに集まる時間なので涼太もそろそろ開放されてるころだろう。