第15章 球技大会!!~番外編~
玲「次のは出るから!!
先輩相手に本気だしていい機会なんてなかなか無いねんから!」
火「わかってるって!次の試合ではお前の力が必要だ」
黒「火神君の言うとおりです。
先輩のみなさんは強いです。」
私たちはそう話しながら決勝を行うコートへと足を向けた。
コートには審判としてリコ先輩がいた。
そして、相手チームには日向先輩、伊月先輩、木吉先輩がいる。
(*先輩方の誰と誰が一緒か作者は知らないです;
なのでチーム編成は作者の想像です!ご了承下さい(-。-;
私達は審判の合図で整列した。
日「やっぱお前らが勝ち上がってきたか」
伊「まあ予想は出来たけどな」
と、軽口を叩いているが目は真剣そのものだ。
木「おお!?なんで咲良もいるんだ?
……男だったのか!」
玲「えっ!!!違いますよ!!うちは女です!
ただ単に男バスで試合出てるんだから球技大会でも混ざっていいと言われたので出れてるんですよ!」
あまりの発言に私は前のめりになってハアハアと言いながら必死に喋った。
そして木吉先輩だけは違ったかもしれない、と思った。
そんな事をしてたらシビレを切らしたリコ先輩が「始めるわよ?」と怖い笑顔付きで言ったので私達はピタリと話すのをやめた。
日「また、1年に負けるわけにはいかねぇからな。
前の借りを返させてもらうからな」
火「俺たちも負ける気はねぇぜ!」
と、言って握手を交わした。
そして、審判であるリコ先輩によるチップオフの合図でボールは高く上げられ試合が始まった。