第3章 私の実力
黒「そろそろ終わりにしませんか?もう遅いですし。」
玲「どうする?大我、まだやる?」
火「はぁ…はぁ…。お前マジ強いな…!動きが見えねぇ、どうなってんだ?黒子のミスディレクションとは何か違う気がするぞ?」
火神はコートに倒れこんだ
黒「玲さん中学の時より強くなってますね、前より長い間視界から消えるようになってます。」
玲「本当!ありがとう!
それと大我の言ってることは一応正解だよ、私はミスディレクションを使ってるわけじゃない。もし使ってたらボール持ってられないでしょ?」
タオルで汗を拭きながら答えた
・・・それに影に注目しないと私の動きはつかめないからね…気付ける人はなかなかいないんだけどね
黒「その通りです。だからこそ僕はパスに特化した。」
玲「ま、仕組みはもうちょい考えてみて?すぐにわかったら面白くないやろ?(ニコ)」
火「てかそれより、お前なんで息ひとつ乱してねぇんだよ…!はぁ…。」
玲「それは体力の差だね!私、体力バカってよく言われてたから〜w
大我がそんな状態じゃ今日はもう無理だね?ってことで帰ろっ!ほらさっさと立つ!!」
火神の腕を引っ張って立ち上がらせた
火「ぜってぇいつか『ギャフン』と言わせてやるからな!」
玲「そー簡単には言わないよ!」
黒「そろそろ帰りましょう、明日も練習はあるんですから。」
火神だけふらついてるけど私達はそれぞれ家に帰った