第9章 緑色のキセキ
高「なに!玲が2人っ!!?」
・・まじかよ!こんなのありか!?そんで、目の色も変わってるように見えるんだけど
今この場を見ている人はあり得ない光景を目にした
それは、#NAME2#玲という人間が2人になったということ
観客が驚きでざわついている
ダンッ!!
私はそのまま高尾君を抜いた
もちろん、実際に2人になっていたわけではなかった
・・・不規則な足運びで私の身体をダブって見えるようにうごかしただけだけど
でも、これで相手にはどちらを止めるかの迷いが生まれる
それだけの隙があれば…抜けるんだ!!
私は抜いた後に大我にパスを出した、そのままダンクを大我が決めた
パスを貰った大我も含め誠凛のみんなもビックリしていた
ピィーー!
ここで第一Qの終わりの笛がなった