• テキストサイズ

えびまるの短編集《文スト》

第2章 試行錯誤 (太宰治)


「と、いうことなんだけれども、国木田君はどう思うかい?」

「知らんな、月宮自身しか分からないだろう」

「予想だよー」

「大体、俺達が知っている人物なのか?…太宰は無いとして、矢張り…敦とかか?」

「え?!僕??!僕まだ死にたくないですよ?」

「敦君… 月宮ちゃんからの好意を受けておいてそれを否定するなんて、とても贅沢だね…ははは…」

「太宰さん目が笑ってない!怖い!!」

「…でも国木田君違うよ、敦君な訳が無い」

「月宮と敦は仲がいいだろ、なんだ太宰、天邪鬼か?」

「いや、根拠はある… 月宮ちゃんは年上が好みだからだ」

「えっ…なんで知ってるんですか怖……」

「ふふ、私を見くびらない方がいいよ敦君」


ーーー

??「明日ぁ?」

『はい、私明日がちょうど休みなんですよね…』

??「明日は忙しいし無理だな」

『そうですよね…じゃあそちらの休暇に合わせます、すみません…貴重な休暇なのに…』

??「おうよ、ほんといい迷惑だぜ…まあ別に問題はないが、、○日なら空いてる」

『わかりました、ありがとうございます!その日空けておきますね』

ーーー

/ 26ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp