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未来から来た謎の少女?

第1章 ここはどこ?


「ん…あれ…?」

目を開くと、周りには林ばかり
子鳥のさえずりに近くには川があるのだろうか水の音が聞こえる

「ここ、、どこ?私さっきまで学校に向かってたはずなんだけど…」

うっかり森に入ってしまったのだろうか?でも、森なんて何一つ無かったのだが…
すると、どこからか声が聞こえて

薫「弥彦!ちょっと待ちなさい!」
弥彦「早くしろよ!この先に綺麗な川があるんだからよ!」
薫「迷子になったらどうするのよ!」
剣心「まぁまぁ…薫殿.弥彦少し落ち着くでござるよ」

そこには、私よりも年下で成長期真っ只中の元気な少年にピンク色のリボンを付けた素敵な姉…なのかな?それと…左頬に十字の傷があり、赤色の長い髪の毛…保護者っぽい男性がいる

「こんな何も無い森に何しに来たんだろう…BBQ?にしても、和服なんて…なんかイベントでも……」

剣心「この森は食材が多く取れる森でござるよ。焦らずゆっくり行くでござるよ」
薫「へぇ…剣心この森に詳しいのね…って、これ弥彦!そんな遠くに行かないでよ!」

ござる……ござる?その言い方って、室町時代から江戸時代にかけて使われていた語尾だよね?確か、侍や忍者などが使ってたはず

「???????」

ちょっと待って、なんでそんな古い語尾を使ってる人が今の時代にいるの!?あ、時代劇かな?そしたら、今これは時代劇の撮影場所として使われてるのか…だとしたら私すっごい邪魔なんじゃ…

弥彦「よーし、このまま一番乗りになってやる!」
剣心「弥彦!待つでござるよ~」
薫「なんであんなにはしゃいでるのかしら…」

どんどん近づいてくる音がする

「ちょっとまって、私の方に近づいてってるよね!?ちょ、ど、どこかに隠れないとバレた時どう言い訳したら…」

弥彦「へへーん!この明神弥彦様が一番乗……り…」

「…あわ…」

薫「やっと追いついた…はぁ…弥彦、あんたいい加減に…ってどうしたのよ」
剣心「…おろ?」
弥彦「お前、かなり珍しい格好してるな…」

「え、…えーっと…珍しい?」

弥彦「ん?珍しいに決まってるだろ、そんな太ももまでの長ぇ靴下なんて見たことねえぞ!」
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