第7章 ■汗と制服
「……ぷ」
「な、」
「くふふふふ、ふははは!」
笑いすぎて涙が出てきた。
あーおかしい!私はなんてことでウジウジ悩んでたんだろう。モブリットの真っ赤な顔みたら、こんなに大切に思われてるってすぐにわかるのに。鈍すぎる自分がおかしい。
「笑うなよ……お前が思ってるより深刻なんだからな」
「心配しなくても……」
はだけたシャツの襟を掴んでモブリットの顔を引き寄せる。吸い付くように口付け、目を合わせながらゆっくりと顔を離す。
「私はモブリット以外、好きになんてならないんだから」
唇を人差し指でなぞると、彼は下唇を噛んだ。
あ、照れ隠しだ。
「……………いつも喧嘩ふっかけて悪かったな」
「いいよ。私こそごめんね?」
「いい。……これからもよろしくな」
「うん。大好きだよ、モブリット」
素直な幼なじみにきゅんきゅんが止まらない!
私がにやけを隠せずにいるとモブリットも吹き出して笑った。
困り眉で破顔するその顔は私がなによりも大好きな笑顔だった。