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【短編集】海を見に行こう
第10章 ▲ラットの堕地獄
__初めて腕章を外して、あの地に降り立った日のことを思い出す。
巨人の力を継承する戦士たちに情報を渡す、斥候として送り出された日のこと。
壁内人類に見捨てられ、奪われてきた自由を手にするために踏みしめた大地の上で、私は出会ってしまった。
悪魔の末裔と呼ぶにはあまりにも美しく…気高い兵士たちに。
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