第1章 転校生は幼馴染み!?
ボールはいつの間にか青のチームベストを着ている奴が持っていて新一にパスを繋ごうとしていた。
マークが増えたのは気のせいではないらしく、俺はなかなか動けないでいた。
だがそう簡単に動きを封じられる分けにもいかないからな…。
さて、どうしたものか。
そう考えていたら新一にパスが回ったらしく俺をマークしていた奴等が離れてく。
朔哉
「…今のうちに離れとくか。」
ソロリと離れダッシュで駆け寄りパスラインを予測しジャンプする。
それに気づいた新一が俺にパスを回す。
新一
「!受け取れ!朔哉!」
朔哉
「言われなくても!」
パシッ…。
朔哉
「もらったぜ?(ニヤリ)」
男子生徒B
「しまっ…た…?」
ゴールポストの斜め上にいる俺。
ガゴォォォン…。
コロコロコロ…。
男子生徒A
「…決めやがった。」
男子生徒B
「すげぇ…。」
朔哉
「よっ…と…。」
シュタッ
女子生徒A
「キャー!」
女子生徒B
「星咲君カッコいい!」
園子
「やるじゃない!あの朔哉ってやつ!」
蘭
「そうだね。」
隣のコートで試合をしていた女子達もいつの間にか集まっていた。
新一
「あそこからダンクシュート決めるなんてやるじゃねぇか!」
朔哉
「まぁな!」
そう言ってハイタッチをする。
そんなこんなで体育の授業も終わって勿論俺等のチームの勝ち!
そうして体育の授業が終わった。
その後体育の先生からしつこくバスケ部の勧誘があったがなんとかまいた。