第1章 転校生は幼馴染み!?
ー体育館ー
体育館につくと、ほとんどの生徒が集まっていた。
新一
「俺もついていくから緊張するな。」
朔哉
「悪ぃな。」
新一
「先生!」
教師
「どうした工藤?」
工藤
「ちょっといいっすか?」
そう言って朔哉の背中を押す。
朔哉
「えと…俺今日転校してきた星咲 朔哉です。その今日体育があるって知らなくて…。」
教師
「あぁ。お前が星咲か。その事なら担任から聞いている。
今日は仕方ないからその格好でも大丈夫だが、次の授業までには体操着用意しておけよ?」
朔哉
「はい!分かりました。」
新一
「よかったな。」
朔哉
「あぁ。流石に初日から見学ってのは嫌だからな。」
新一
「お前体育好きだもんな。」
朔哉
「新一…」
新一
「ん?」
朔哉
「ありがとな!」
新一
「あ、あぁ…。」
朔哉が笑ってみせると新一が固まった。
何でって?
男のくせに可愛いんだよ…。笑った顔が。
俺…朔哉の笑った顔が好きなんだ。
だからあいつにはずっと笑っていて欲しい…。
なんて思う俺ってやっぱ変…だよな?
教師
「今日はバスケで簡単な練習試合をする。チーム分けは…」
先生がチーム分けをしていく。
どうやら俺と朔哉は同じチームらしい。
ちらっと朔哉の方を見たら喜んでるみたいだった。
朔哉
「新ちゃんと同じチームだなんて俺等が組んだらどうなるか思い知らせてやるよ♪」