第7章 担当医の名前
朔哉
「ところで今は…?」
新一
「さっき昼休み終わった。」
朔哉
「…マジ?」
新一
「うん。」
朔哉
「て事は…」
新一
「授業中だな。」
朔哉
「はぁ~…。最悪じゃん。」
(俺学校来た意味あんのかっ!?)
新一
「そんなにへこむもんなのか?」
朔哉
「だって俺ピアノ弾いただけじゃん!」
新一
「そうだな…。それよりお前はいいのかよ?」
朔哉
「何が?」
新一
「だから腹は減ってねぇのか?」
そう問われて初めて空腹に気付くが…
朔哉
「別に。どうせ…」
グイッ
朔哉
「んむぅ!?」
新一
「飲み込め。」
ゴクッ
朔哉
「…………。」
新一
「何で黙るんだよ?」
朔哉
「……新ちゃんがそこまで強引だとは思わなかった。」
新一
「じゃなきゃお前食わねぇだろ?」
朔哉
「そ…んな事…」
新一
「あるんだよ。ほら、今度は自分で食え。それともまたしてやろうか?」
朔哉
「!」
新一
「何顔赤くしてんだよ?」
朔哉
「うるせぇっ/////!」
新ちゃんが何したかつうと…
いきなりネクタイ引っ張って
どこから出したか知らねぇけどあめ玉を口移しして来やがった…。
俺は雛鳥じゃねぇっ…/////!