第2章 兄と弟
園子
「確かにあんまり朔哉とは話した事ないかも。」
蘭
「朔哉は人見知りするもんね。」
朔哉
「誰が人見知りするって?」
蘭
「朔哉!」
朔哉
「蘭ちゃん聞いてくれよ~!新ちゃんがさ~…」
新一
「待てこら!」
朔哉
「新ちゃん怖~い!」
新一
「だから!人前で新ちゃんって呼ぶな!」
朔哉
「人前じゃなきゃいいんだ?(ニヤリ)」
新一
「それは…と、とにかく人前で新ちゃんって呼ぶな!!(照)」
朔哉
「もう!照れちゃって可愛いな~♪」
新一
「照れてねぇ!」
園子
「…なんか朔哉って雰囲気かわったね。」
蘭
「そ、そだね。」
朔哉
「そうそう!蘭ちゃん!」
蘭
「何?」
朔哉
「ちょっと買い物付き合ってくれねぇ?ほら、俺こっちに帰って来たばっかだしさ、蘭ちゃん料理してるなら安いお店とか知ってんだろ?」
蘭
「うん。いいよ。ちょうど買い物するつもりだったし。」
朔哉
「流石蘭ちゃん!助かるぜ!」