第17章 中学3年生
「私がね‥レギュラーに入ってる理由ね‥勝つためなんだって‥勝つためだけに入れてるんだって‥私がいれば勝てるからって‥これじゃあ‥まるで私勝つための道具みたい‥」
の目からは涙が
「私は勝つために弓道やってるわけじゃないのに‥負けるのは嫌だけど‥今私は何のために弓道やってるのかわかんないよ‥マサさん」
滝川はを自分に抱き寄せた
(どうしたらを自由にさせてやれるんだろう‥)
「マサさん‥私行くね!ありがとう!」
「あぁ‥神社で待ってる」
は頷いた
「とりあえず神社に戻るか‥‥は高校どこに行くんだろう‥東条に行くのか?」