第3章 3章
「あー食った食った!」
「みんな沢山食べてたね。いい食べっぷりだったよ!」
保健室に戻る間、みんなとワイワイ話しながら歩いていた。
なんだかこんなに賑やかなのは久しぶりだ。
やっぱり生徒の子達と話すのって楽しくていいな。
「こりゃ紫原には内緒だな。」
「秘密にした方が良いだろうね。話したら敦絶対に怒ってくるだろうから。」
「多分先生にも詰め寄るアルよ。」
「あはは…紫原くんなら来そう……
あ、もう保健室だ。それじゃあみんなまたね!楽しかったよ!」
「お疲れ様です!!」
「また一緒に飯にしましょうねー!!」
私が手を振るとみんなも手を振って体育館の方へ戻って行った。
さて、私も午後の仕事を頑張ろうかな!
私は気合いを入れると保健室の扉を開けた─