【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第3章 【ヒロアカ 】可愛いあの子の個性事故※緑・爆【R18】
仁美の家のドアの前で、インターホンを押しても返答が無かったので、綠谷はいつも通り、家にあるスペアキーで仁美の家のドアを開ける。
その光景に爆豪は舌打ちをする。
親同士の繋がりのある、綠谷家に託した合鍵だからだ、爆豪には無い。
「仁美、入るよ。」
一応声を掛けるが返事は無かった。
2人は靴を脱ぐと仁美の部屋へと向かった。
部屋のドアは開いており、覗いたその光景に、2人は固まった。
「あっ、もぅやだぁっ‥。」
そこには顕も無い姿で、自分を慰めている仁美の姿があったからだ。
そして嗅いだ事のないお香の香りが、フワッと2人を包むと、同時に下半身が痛い位疼いた。
「っ仁美。」
綠谷の声で、仁美が2人を確認すると、咄嗟に体を隠すものの、その昂った体の火照りを隠す事は出来ていなく、仁美が何をしていたのかは明らかだった。
2人を見て、赤い顔でポロポロ涙を流す仁美に何かあったと、すぐに分かる。
「‥何だ‥これ。」
爆豪が足元にあった飴の包み紙を拾うと、内側に書いてある文字を見て顔を歪める。
「‥何やってんだお前‥。」
爆豪が包み紙を綠谷に渡しながら、呆れた様に、それでも仁美に当てられて顔を赤めながら言った。
「何これ!大丈夫⁉︎仁美!」
綠谷が包み紙を読んで、仁美に近づこうとして、爆豪がそれを止めた。
爆豪を見上げると、腕で口元を抑えてながら、綠谷を睨み付けていた。
「てめぇ、さっきから平気なのかよ。」
爆豪の言葉の意味を綠谷も分かっていた。
この部屋に入った瞬間に、お香のが自分達を包むと、急に下半身がズキンと反応した。