• テキストサイズ

【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】

第2章 【ヒロアカ 】【自作】月は夜を照らさない※ホークス【R18】


「あっくっ、仁美さんイきそうですっ。」
俺は無我夢中で腰を動かしていたと思う。
中に入っている俺のモノを締め付ける仁美さんに、俺は我慢の限界にきていた。
「あっもう出ますっ!」
俺は最後の我慢の波を越えると、仁美さんの奥深くに自分の下半身を押し込める。
感じた事の無い快楽が下半身を襲うと、俺はため込んだ精子を思い切り仁美さんの中に注ぎ込んだ。

「っ。」
仁美さんの声にならない息が漏れるのを聞いている間、俺はずっと出続けている精子を最後の一滴まで仁美さんの中に出した。
「っはぁ、はぁ。」
最後の痙攣が治って、やっと俺は仁美さんに身を預ける。
持たれる俺を、仁美さんはそっと手を添える。
この人は、最後まで俺に愛を伝えなかった。

仁美さんだったら、こうなるだろうと想像は出来ていた。
何に遠慮しているのだろうか。
俺は仁美さんが流れされたり、絆されたりしない人だと知っている。
腕の中に居る人は、しっかりと俺の事が好きなのは、今まで側にいる俺が1番よく知っている。

俺がまだガキだから、仁美さんはその言葉を言えないでいるのだろうか。
俺は仁美さんの気持ちを考えると、ぎゅっとその細い体を抱きしめる。
「‥俺、すぐに仁美さんなんか追い越しますよ。」
俺は思いをぶつける様に、仁美さんを抱く腕に力を入れる。
仁美さんは目を細めると、応える様に俺を抱き返してくれた。
いつか絶対、仁美さんに好きだと言わせたい。
そんな男になりたいと、17歳のガキの俺は思っていた。

仁美さんが、この後すぐに俺の前から、公安から姿を消すなんて、その時は思ってもいなかった。


/ 337ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp