【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第11章 【HUNTER×2】義眼の花嫁【R18G】
初めて体験した快楽は、簡単に私の体力と思考を奪った。
「はぁ…はぁ…はぁ…。」
私はグッタリとソファに身を預けて、余韻の快楽に気持ちよく身を任せた。
イルミの前で、こんなに無防備で居るのは初めてだった。
普段なら、こんな隙を見せたものなら、簡単に殺されるはずだ。
「はぁ………。」
私は薄っすらと目を開けてイルミを見た。
だけど、今は私がどんなに無防備になっても、イルミは絶対に殺したりしない。
イルミの私を見下ろす表情を見て、私はそんな風に思った。
「ふ…っ。」
息が整った頃に、イルミにまた唇を奪われる。
イルミの手が私の顔を掴んで撫でている仕草は、まるで大切なモノを愛でている様だった。
キスをしながら、イルミの指が私の中に入ってきた。
初めて入ってきた異物に、私の中はぎゅっとイルミの指を締め付けた。
「……ああ良かった…初めてだ。違ったら俺殺そうと思ってたから。」
中を確かめる様に指を動かすイルミがホッとした様に言っている。
誰を?そんな事は聞かないでも分かる。私だろう。
「っイルミさん……っちょっと待って……。」
明らかにほぐすように、私の中の気持ちいい場所を探している。
その確かめる行為の先に、何が待っているのかなんて知っている。
私、本当に抱かれるの?イルミに。
「…俺のも濡らしておくと入りやすいよ?舐めてみる?」
そう言ってイルミは躊躇なく下半身を出してきた。
初めて見る男性器に体が固まった。
「…あ…ちょっと…。」
思わず背中をソファに滑らせて、イルミから距離を取った。
そんな私の足を掴んで、イルミは簡単に私を自分の元に引き寄せる。