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【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】

第1章 【ヒロアカ 】【自作】裏切りの痕には※轟・爆豪【R18】


膝から崩れ落ちそうだ。
こんな気持ちで、このまま1人で過ごすのなんて耐えられない。
私は爆豪の腕を掴んだ。
爆豪は睨む様に私を見てる。
「‥そうだよ付き合って無いよ‥でも」 
私は顔を上げて爆豪を見て笑った。
「轟が抱いた私の体、興味ない?」

爆豪は少し何かを考えて間を置いていた。
そして馬鹿にした様な笑みを浮かべて私を見る。
「はっ、傷付けられたら、傷付け返さなきゃ気が済まないか。」
爆豪は頭が良くて察しもいいらしい。
でもそれは、同じじゃ無いか。
さっきみたいに、意味もなく轟を傷付けてその自我を守っている癖に。

目の前の轟が目障りなんでしょう。
だから私の提案に乗るんだ。
「部屋何処だよ。」
爆豪は私の腕を掴むと、力尽くでマンションの中に私を押し込む。
掴まれてる腕は痛いほどだった。
早くも後悔している。

部屋のドアを開けると、爆豪は私を部屋に押し入れる。
「‥一人暮らしか。」
部屋の確認が終わると、そのまま私を引っ張って、ベットまで連れて行く。
このまま乱暴に抱かれるのはごめんだ。
だけどすでに、この場を支配しているのは爆豪だ。

「‥乱暴にはしないで‥。」
誘ったのはこっちなのに、すでに命乞いの様な言葉が出る。
爆豪はそんな私の表情に満足そうに笑う。
「まぁそれはお前次第だろ。」
そう言って爆豪は私の後頭部をぐっと掴むと、キスをしてきた。
「っんっ。」
すぐに舌が入って来て、私の口の中を舐め回す。

思ったより乱暴なキスでは無かった。
むしろ繊細で、こんなキスをするなんて想像が付かない位、上手だった。
「っあ、爆豪‥。」
私は唇が離れた時に思わず、名前を呼んだ。
爆豪の顔が欲情してるのが分かる。
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