【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第9章 【呪術廻戦】【リクエスト】伏黒甚爾・五条悟【R18】
「…早るなよ…、ちょっと余裕無かっただけだよ。」
目の前の仁美に我慢出来なくて、自分勝手に抱いた自負はあった。
だけど、これが自分の全てでは無い。
「一回分しか貰って無いけどなぁ…。」
頭をポリポリ掻きながら、甚爾はベッドの2人に近付いてくる。
「こっ!来ないで!」
仁美の張った声に、甚爾は足を止めた。
甚爾を見ながら、仁美の目からはポロポロと涙が流れていた。
「何で来たの?私は帰らないから!」
甚爾の浮気に対して、悟に抱かれたと思われたならば、とても屈辱的だった。
「貴方の様に、浮気を楽しむ趣味は無いから!」
もう甚爾の元に戻る気は無い。
そんな思いで悟に抱かれたんだ。
仁美の言葉に、甚爾の眉がピクッと動いた。
「そうなんだって恵パパ。大丈夫、この後はちゃんと仁美を気持ちよく出来るから。
心配しないで、帰って大丈夫だよぉ。」