【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第9章 【呪術廻戦】【リクエスト】伏黒甚爾・五条悟【R18】
悟と仁美の言葉を無視して、甚爾はズカズカと2人が居るベッドまで歩いてくる。
「……俺がこの時間を許したのはただの気まぐれだ。」
甚爾は悟に向かってそう言うと、仁美に手を伸ばした。
腕を掴まれて、あっという間に甚爾の腕の中に収まった。
「仁美、帰るぞ。」
そう言って自分を見下ろす甚爾の顔は、見た事無いほど冷たかった。
嫌だと断れないほど、恐怖で体が固まる。
「…恵パパさぁ、しつこいと嫌われるよ。」
「…仁美はもう五条先生に抱かれるのは嫌そうだけどなぁ。」
確かに気持ちよさより、苦しさの方が大きかった。
もう一度抱かれていたら、体が壊れるんじゃ無いか。
「次は丁寧に抱くって、どんだけ片想いしてたと思ってんの。」
諦めようとしない悟に、甚爾はハッと笑った。
「良かったじゃねぇか、一回でも抱けて。
いい想い出にしてろよ。」