【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第9章 【呪術廻戦】【リクエスト】伏黒甚爾・五条悟【R18】
「えー、同じだよー。自己紹介がてらとりあえずSEXしよう。
大丈夫。その後仁美がここに住むって言ってくれる自信あるから。」
怖い、怖い、怖い。
全く話が通じなさそうだ。
「恵パパだって、たくさん楽しんでいるんだから、仁美だって楽しまないと不公平だよねー。」
(もう帰す気は無いけど。)
悟の言葉に、仁美の眉がピクリと動いた。
思えば……甚爾が浮気をするなんて、初めての事でも無かった。
そんなに頻繁にあった訳では無いし、明確にした事も無かった。
だけど、薄々と気が付いてはいた…。
分からないはずは無かった。
女の人と会った甚爾の雰囲気も、仕草も、言動も、いつもと違っていたから。
だけど、ハッキリ知るのが怖かったから、いつも目を瞑っていた。
なのに今日、その疑惑が現実になり、仁美は傷付いた。
この自分の気持ちを、甚爾に分からせる事が出来るのかもしれない。
そんな反抗的な気持ちが、どんどん膨らんでいた。