第9章 【呪術廻戦】【リクエスト】伏黒甚爾・五条悟【R18】

悟の動きを止めようと思ったら出来た。

でも、最後に目が合った仁美の表情を見て、甚爾はその手を引っ込めた。

それがまた、仁美の目を更に顰めることになった。




（…最低…。）

仁美の声が聞こえた気がした。

そう確かに仁美に言って、悟と仁美は甚爾の前から姿を消した。
















「……何処ここ……。」

「僕ん家。」




いきなりベットルームに連れて来られて、仁美は顔を歪ませる。

「邪魔者が来ないうちに、早く済ましちゃおう。」

ウキウキと仁美にキスをしながら、悟は仁美の服を脱がせようとする。




「…ちょっと待って。」

冷たい声で、仁美は悟の顔を掴んだ。




「あの家を出たのと、あなたを受け入れる事は別の話です。」




長年ろくでなしと一緒に暮らしていた仁美の感が言っている。

目の前のこの男もろくでもないと。