【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第9章 【呪術廻戦】【リクエスト】伏黒甚爾・五条悟【R18】
「恵パパさぁ、昨日のあのOLの子待たせてるんじゃ無い?」
2人の光景を見ながら、悟は面白そうに笑って言った。
悟の言葉を聞いた時の、甚爾の表情で、それが何を意味しているのか分かった。
バシャッ!
流石に花瓶ごと投げつけはしなかったが、中に入っていた花が、水ごと甚爾にかかった。
「………出て行って……。」
仁美は甚爾を睨みつけながら言った。
「……話し合おう…。」
水をかけられた事には怒っていない。
それより仁美への焦りの方が色濃く出ていて、余計に仁美を苛立たせた。
「あなたが出て行かないから、私が出て行くわ。」
少しも動こうとしない甚爾に仁美は花瓶をテーブルの上に戻した。
「オッケー、手伝ってあげる。」
そう言って2人の間に入ってきた悟が仁美の体を掴んだ。
ニヤッと笑って甚爾を見ると、そのまま悟は仁美を連れ出した。