【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第9章 【呪術廻戦】【リクエスト】伏黒甚爾・五条悟【R18】
「っひ!」
仁美が声を出そうとして、口を悟の手のひらが抑えた。
「しー…声出さないでね…、酷い事したく無いから…。」
酷い事ならもうされている。
そう言いたいのに、笑っているはずの悟の顔が怖くて何も言えなかった。
『五条さん?……変な人だよ…。』
前に恵に悟の事を聞いた事があった。
悟の手が口から離れて、すぐに唇が触れてきた。
「…ん…っ。」
彼を退けようとしてもビクともしない。
しっかりと舌を絡めてくる悟に、仁美は顔を歪めた。
変な人なんじゃなくて、ただの犯罪者だ。
顔がいいからって許される行為じゃ無い。
スッと服をたくし上げてくる悟に、仁美は目を瞑った。
「面白い光景だなぁ。」
リビングの扉の方から甚爾の声がした。
悟はスッと体を起こすと、自分達を見ている甚爾を見た。
「…ああ、だから面倒なんだよフィジカルギフテッドって……。」