【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】
第9章 【呪術廻戦】【リクエスト】伏黒甚爾・五条悟【R18】
リビングに案内されると、悟はグルッと部屋を見渡した。
そこに甚爾の姿が無いと確認する。
あの特異体質は悟でも目視では無いと存在を確認出来ない。
仁美は悟の目の前に座った。
緊張でふと顔を上げると、悟は目隠しを取ってその素顔を曝け出していた。
悟の綺麗な顔に、また固まってしまった。
見惚れていたと言った方が正しいだろう。
「っ…すみません…っ。」
仁美はまた慌てて目を逸らすと、自分の不躾な態度に謝った。
その仁美のその行動に、悟は目を細めた。
「僕、あなたに会いたかったんですよ。」
悟の言葉に仁美はぱっと顔を戻した。
「あっああ、私もお噂は聞いていたので、ずっと会いたかったです。」
恵がいつも言う五条さんとはどう言う人なのか。
ずっと興味があった。
その五条悟が目の前で微笑んでいるのに、何故か違和感を感じた。