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【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】

第6章 【ヒロアカ 】【自作】睡眠不足のわたし達※爆豪【R18】


結局1日寝不足のまま、私は1日の授業を終えた。
今週は散々な1週間だった。
お風呂を済ませて、ベットに横になっても、寝れそうにない。
もうこんな体験はこりごりだ。
明日から土日だと言うのに、私達はどうすればいいのだろうか。

私はこうなって、初めてドアに鍵を掛けたいと悩んだ。
昨日は意識しても軽いキスだったが、体液を交換する様なキスをするなは、気持ちが入りそうで怖かった。
ドキドキする胸が、爆豪を好きだと勘違いしそうだ。
ただ、自分を好きだと思われる男の子に対して、昂揚しているだけに過ぎないのだから。

今日も事務的に終わらせて、二度寝の出来る土曜日を過ごそう。
私は気持ちを切り替えて、爆豪を待った。

いつも通りの時間に、ドアが開く。
私は寝れない頭で、入ってくる爆豪を見る。
相変わらずすごいメンタルだな。
爆豪は昨日の事が何も無かったかの様に、いつも通り不機嫌そうにドアの前に立っていた。

ベットから降りて、爆豪の前に立つと、さっさと体液を交換して、部屋から出て行って貰うつもりでいた。
爆豪の腕が上がったと思った途端、その腕が私の腰を掴んだ。
何時もなら、私に触ろうとしない爆豪の行動に、激しく動揺した。
私が固まっていると、爆豪はそのまま私を持ち上げて、ベットに向かった。

「っ!爆豪っ‥」
私は声を抑えて、爆豪の耳元で彼の名前を呼んだ。
そんな事は気にしないで、私をベットに降ろすと、そのまま私の体を跨いで見下ろした。
予想外の爆豪の行動に、私は見下ろしている彼の目を見て固まった。
彼がこれから何をしようとしているかは分かる。
ゆっくり私の顔に近づいてきた。

それは私が彼を跳ね退ける事の出来る、充分な時間だった。
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