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【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】

第6章 【ヒロアカ 】【自作】睡眠不足のわたし達※爆豪【R18】


爆豪の唇が当たると、初めて爆豪から舌を入れてきた。
今ままでは体に触れまいと、気を遣ってくれていたが、今日はピッタリと爆豪の体は私に密着していた。
触れてこなかった手も、今は私の顔を掴んでいる。
体液を摂取しようとしているキスでは無かった。

爆豪はいつもよりしっかりと唇を付けて、優しく私の口の中を舌で舐めている。
「っん、」
爆豪の肩を握っている手に力が入った。
我慢していた声も出てしまい、それが余計にこの状況を意識させる。

呼吸をする為に、少し唇が離れても、爆豪はまた唇を付けてきてキスの続きをする。
何で私は爆豪がキスの経験が無いと思ったのだろう。
ぎこちなかったのは、ワザとこんな風にならない様に、爆豪が我慢してくれていたからだった。
そう思える位、爆豪のキスは気持ちよかった。

今日は事務的に終わらせようとしていた私の気持ちなんて、一瞬で覆された。
「っ柔らけぇな」
唇が離れて、今度は指で私の唇をなぞった。
その指にぞくっとして、私は顔を背けた。
「‥俺にも体液くれや。」
爆豪はそう言うと、私の体を反転させて、自分の上に跨らせた。

私の腰を掴んで、しっかりと自分に密着させる。
思わず寝ている爆豪の顔の横に手を置いて、体を引き離そうとしたが、爆豪は腰にあった手を、私の後頭部に移動させると、自分に引き寄せる。
私は覚悟を決めて、ぎゅっと目を瞑ってそのまま誘導される様に、爆豪の唇に触れた。

唇が触れると、また舌を入れてきたのは爆豪だった。
私の体液を摂取する様に、私の舌に絡ませる。
2人の吐息と、キスの音が部屋に響いた。
いつもより時間をかけても、まだ唇を離そうとしない。
私の顔を覆っていた爆豪の手が離れて、抱きしめる様に背中と腰に手が回される。
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