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【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】

第6章 【ヒロアカ 】【自作】睡眠不足のわたし達※爆豪【R18】


昨日よりは睨んできてはいない。
あまりじっと顔を見ると、私も照れてしまうので、事務的に爆豪の顔に自分の顔を近づけた。
私の唇が触れても、爆豪は私には触れない様に、その手はぎゅっと拳を握っていた。

薄目で爆豪を見ると、少し目の開いている爆豪と目が合った。
物凄く嫌がっているのでは無くて、何処か恥ずかしいのを我慢している、そんな顔だった。
また舌を入れてこない爆豪に、昨日と同じ様に私から舌を入れた。
爆豪の体はやはり後ろに下がろうとして、爆豪の背中がドアにぶつかった。

「っは。」
唇が少し離れると、爆豪から吐息の様な声が聞こえた。
爆豪の体液を摂取しても、昨日の様には気絶はしそうもなかった。
「‥爆豪もしていいよ。‥」
中々舌が入って来ない爆豪に、私は唇を少し離して言った。
爆豪は薄っすら目を開けて私を見ると、ぎこちなく腕を上げると、その手で私の顔を両手で掴んだ。

爆豪の舌が入ってくると、私はそれに贖う事はしないで、素直に爆豪に従う。
昨日は寝ている間に体液を摂取されたのだろう、ぎこちない爆豪の舌の動きに覚えは無かった。
ぎゅっと私の顔を掴む爆豪の手に力が入る。
一生懸命に私の舌を吸う爆豪に何だか照れてしまう。

爆豪の体が私から引かれて、その意味が分かると、爆豪は唇を離した。
勃ってしまったアレガ私に当たらない様にしたのだろう。
男子とは、何とも難儀な問題を持っていると、改めて同情してしまう。

私は目を開けて爆豪を見ると、あからさまに顔を紅潮させて堪える様に私を見る爆豪と目が合う。
不覚にも、色っぽいその爆豪の顔にドキッとしてしまった。
「‥何でテメェは平気何だよ‥。」
爆豪は目を少し歪ませて私に言った。

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