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【現在HUNTER×2イルミリク執筆中】短編集【R18】

第5章 【ヒロアカ 】【自作】毒の花※死柄木【R18】


思った通り、最初に弔と会った部屋に着いた。
弔は私をベットに寝かせると、私の顔の横に手を置いて、私を見下ろしている。
「‥何か抱き心地悪そうになってるな。」
私の体を一瞥して、弔が言った。

あれから私は薬と花しか食べたない、自分でも分かるくらい、私は痩せた。
それがどうやら、弔は気に入らないみたいだった。
「‥水…飲みたいです…。」
私がそう言うと、しばらく私を見て、弔はベットから降りた。
そしてペットボトルを持って来ると、私に渡す。

私はありがとうと言って、ペットボトルを受け取るが、手に力が入らなくてペットボトルを落としてしまった。
転がったペットボトルを見て、弔が小さく舌打ちをしたのが分かった。
その音に、少し体がビクッと震えた。
考えない様にしても、先ほどの弔の殺戮を思い出すと、体が震える。
私の手が震えているのを見て、弔はペットボトルを拾い上げると、蓋を開けた。

「飲ませてやるよ。」
弔は私の後頭部を掴むと、片手で水を口に含むと、そのまま私の唇に自分の唇を押し当てる。
弔の口から少量の水が、自分の口に流し込まれる。
水を飲み込む動作で、私の喉が鳴ると、弔は同じ様にまた口に水を含むと私にキスをする。

2度目の水を飲み込んだのを確認して、弔は私の口の中に舌を入れてくる。
あの時と何も変わらない、心地良い弔の舌が、私の口の中に広がる。
訳が分からない、変わらず気持ちの良いキスに、私の頭は思考を止める。
涙が勝手に流れて、さっきの光景を消す様に、私は弔の肩を掴んだ。
私が弔を受け入れたのが分かると、弔は更に口の中を舌で犯していく。

「‥はぁ、黒霧に風呂に入れてもらえ。」
唇を離して、弔は私の顔を撫でながら言った。
私は今から弔に抱かれるのだろう。
アレが幻影だった事を、弔は気が付いているのだろう。
じゃなければ、弔が私を迎えに来た事に、理由が付かない。
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