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私に、推しが出来るまで•••【⛄男】

第1章 彼との再会



「あぁ~すいません!私も関係者で、遅刻して来たんです。!」っと急ごうっとしている様に見せ掛け、そのまま通り過ぎた。

案外、通らせてくれた。

「おい!どうするだよ。!」っと声がして、そっちに向かうと舞台下の手仕掛けの廻す場所に人が多く集まっていた。

「これじゃー人手が足りなくて、腹筋太鼓の時に廻せないぞ!」っと話していた。

離れて様子を見ていたら、どうやら手仕掛けの廻す人の中から怪我人が、出たようだった。

「おい! 何や?こんなとこに、来て?」っと後ろから康二くんに、声を掛けられ一瞬 皆が私の方を見る。

「人手が足りないなら、手伝います。!」っと言って、後ろに立っている康二くんに、手を出して、こう言った。

「こーじ!、ジャージあるよね。!貸して❗」っといきなり言ったものだから、周りが驚く。

「はぁ~しょうがないなぁ~ 」っと頭を掻きながら、康二くんは、楽屋に走って行く。

「あぁ~ごめんなさい。 こう言うっと康二君、お願い聞いてくれるんで、ついつい言うちゃうんですよ。」っと話して、私は苦笑いをする。

「あの~もしかして?ここを、手伝ってくれるって事でいいのかな?」っと聞かれ、

「はい、だから、さっきからそう言ってますよね。!」っと言って少しキリッとした顔を、する。

「おーい!持って来たぞ❗」っと言って康二君がやって来る。

「あぁ~ありがとう。 じゃー着替えますか!」っと言って、着替え始める。

「マジ!ここで、着替えるの⁉️」っと言って向井は、驚く。

「うん そうだよ。!昔は、こうな風に着替えてたじゃん。」っと話しながら履いていたスカートを巻くし上げながら向井のジャージズボンを履きはじめる。

着替えを、済ましていくと、持っていたゴムで、髪をまとめる。

「じゃー押しますね。」っと、押し始める。 誰もが、無理だろ!っと思っていたが、グッと動き出したのだ。



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