第2章 メンバー達と会う。
〔阿部〕
最後に佐久間と俺が帰る時に、
「じゃー又、明日ね。」っと言って帰る。
「うん、又、明日ね。」っと返事を返すさん。
「なぁ~佐久間?」っと帰り道に話しかける。
「なーに?阿部ちゃん?」っと佐久間も言う。
「お前、さんと又 明日、会うの?」っと他のメンバーに聞こえない声で話す。
「うん、会うよ。 約束だからね~。」っと、嬉しそうに話す。
「お前、あの子は、こーじの同級生だよ?」っと心配するが、
「うん、そうだけど、俺も友達になったし~」っと話す佐久間。
次の日、
〔阿部〕
昨日の事が、気になり出した俺は、朝の仕事を終えて、合宿所に向かった。
佐久間は、あぁー見えても、間違いをしないと思うが・・・
玄関のドアを開けてみると、鍵が掛かってなかった。
無用心だなぁ~っと思いながらも、ドアをそっと開ける。
「わぁ~痛い痛い⁉️」っと地下のレッスン室から聞こえてくる。
何事かと思い近寄ると、聞こえくる。
「もう~何で?一晩でこんなに、固くなるの!」っと佐久間の声が聞こえてくる。
「私だって知らないよ。~」っとさんの声が聞こえる。
「な、何してんの?」っとレッスン室の階段を、降りながら俺は、佐久間達を、見た。
「「あ、阿部さん(ちゃん!)」」っと2人して声がハモる。
そこには、ストレッチで佐久間に背中を押されて痛がるさんの姿があった。
「あぁ~見られたら、仕方がない!ちゃん 阿部ちゃんも仲間にしちゃおう!」っと佐久間が言い出し、さんは何か恥ずかしそうに、話し出した。
「あぁ~あのーアニメのエンディングのダンスを踊ってみたくなって、さっくんにレッスンを、お願いしてました。!」っと最後は、投げやりな言い方をしていたけど、何となく解った。
ダンスレッスンを、佐久間から受けていただけだと判明して、少しホッとする。
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