第15章 お土産と、したい事とは・・・
ピンポン
〔〕
玄関のチャイムが鳴って、
「は~い!」っと玄関を開ける。
「もう~行けそう?」っとひーくんが言ってくれる。
「うん、出来てる。 ごめんね。 ひーくんも、疲れてるのに、」っと、遠慮して言うと、
「大丈夫だよ!さぁー行こうか。!」っと言ってくれて、後部座席のドアを開けてくれる。
乗り込んでから、少し笑ってしまった。
「ん?どうした?」っとひーくんが不思議そうに、聞いてくれる。
「あっ!今日、行く時にね。
康二君が、助手席のドアを開けてくれたんだよ。!」っと言って 又 ふっふっと笑ってしまう。
〔岩本〕
俺は、普通に後ろの席の方が、ゆっくりして貰えると、思っただけなんだが、ちゃんは今日、起きた事を思い出したらしく、小さく笑う。
「へぇー康二の奴なかなかヤるな!けど、アイドルがやんちゃいけない事だなぁ~」っと言うと、
「そうなんだよ~ だから私から後部座席のドアを開けて、乗ったんだよ。!
さぁー 行こう!ひーくん!暗くなちゃう。」っと言って、俺を急がした。
スーパーに着いた俺は、人目に付きににくい場所に車を、止める。
〔〕
「ごめんな!こんな所で、」っとひーくんが申し訳なさそう言ってくれる。
「う~ん。大丈夫!ひーくんの方こそ、見つからないようにね。」っと言って買い物に向かった。
私がカートに買った物を乗せ駐車場に帰ると、やっぱりっと言う感じで、ファンに見付かっていて、私に気付いたひーくんがこちらを見る。
私は、とっさに、口パクで「ごめん」っと言って、又 カートを押して店内に戻る。
「はぁ~どないしょ、こんなに買ったら、歩いて帰るのは~」っと、独り言をぶつぶつ呟く。
そこに歩いて来る人物がいた。
「ありゃ?どったの?こんな何処で?」っと言う声に、顔を上げれば、知った顔に、似てる人だった。
「?ふっかさん?」っと小さな声で言って確認すると、相手は、又 小さい声で、
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