第6章 ※朗読と嫉妬
「ヨル..........」
両腕でぎゅっと抱きしめてる。甘く囁くカカシの声が心地よい
「ずっと私に構って飽きないのか?」
「何言ってるの?そんな心配愚問だな」
再度頭を撫る
「シャワー浴びてくる?」
「浴びたい」
「お姫様抱っこで運ぼうか」
ニコッと笑うカカシに
「遠慮する」
と即答した。
つまらなさそう表情をしているカカシを背に
ベッドから降り、2、3歩歩く.....
すると.....
ヨル.....
頭の中で奴の声がした。
瞬時に時が止まり棒立ちになる
「ヨル?」
私の様子が変だと感じ声をかけに来た。
「カカシ..........
すまない.....
少し.....
留守にする」
そうだ..........
カカシは私の事
何でも知らない。
知らなくていい
私と
夜瑠と.....
ダンゾウの関係を.....